認定こども園とは
認定こども園は教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園(=小学校以降の教育の基礎をつくるための、幼児期の教育を行う学校)と、保育所(=就労などのため家庭で保育のできない保護者に変わって保育する児童福祉施設)の両方の良さをあわせ持つところです。
保護者が働いている、働いていないにかかわらず利用でき、保護者の就労状況が変化した場合でも、通い慣れた園を継続して利用できることが大きな特徴です。
コース案内
幼稚部コースも保育部コースの子も同じ保育室で、一緒に生活します。
2号・3号認定にあたっては保育の必要な事由に該当することが必要です。
幼稚部コース
従来の幼稚園(1号認定)
満3歳児以上で幼児教育時間・午前8時30分~午後3時までの教育・保育を希望される方。
保育部コース
従来の保育園の3歳以上児(2号認定)
満3歳児以上で保護者の労働や疾病などにより、教育・保育を必要とされる方。
(基本保育時間 8時~16時)
保育部未満児コース
従来の保育園の3歳未満児(3号認定)
満3歳児未満で保護者の労働や疾病などにより、教育・保育を必要とされる方。
(基本保育時間 8時~16時)
教育・保育時間と定員について
3~5歳児保育部コース(2号認定)
0~2歳児未満児コース(3号認定)
開設日 | 月曜日~土曜日 |
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休み | 日曜日・祝日 年末年始 |
保育 時間 | 8:00~16:00(延長19:00) 早朝保育/7:30~8:00 延長保育/16:00~19:00 |
定員 | 2号・3号認定時 90名 |
3~5歳児保育部コース(1号認定)
開設日 | 月曜日~金曜日 |
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休み | 土・日曜日・祝日 年末年始 夏休み・冬休み・春休み |
保育 時間 | 8:30~15:00 早朝預かり/7:30~8:30 延長保育/15:00~19:00 |
定員 | 1号認定時 55名 |
就労に応じた区分について
保育部コース(2号認定)及び保育部未満時コース(3号認定)には、保護者の就労時間によって、
「保育標準時間」と「保育短時間」のいずれかが利用できます。
保育標準時間認定 (11時間) | 保護者のいずれもが、主にフルタイム勤務をしている場合 1ヶ月の就労時間がいずれも120時間以上 (18:30以降は延長保育料がかかります) |
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保育短時間認定 (8時間) | 保護者のいずれもが、主にパートタイム勤務をしている場合 1ヶ月の就労時間がいずれも64時間以上120時間未満 (早朝・延長保育料金がかかります。) |
利用者負担について
保護者の所得に応じて、居住地の市町村が定める負担額をこども園へ直接支払うこととなります。
幼稚部コース(1号認定) 月額
●その他の費用
給食費: 6,000円園/月(主食費1,500円+副食費4,500円)
※月~金・完全給食 登園では、給食の原材料を、できうる限り自然な素材を使用しています。
バス送迎料: 月額4,000円(片道2,000円)
※兄弟2人目から半額
その他: 園服、園帽、スモック、運動着、赤白帽、ピアジェ教材、他
○延長保育料: 1回・100円/30分 平日 7:30~8:30・15:00~19:00
※おやつ代 50円(実費徴収)
○土曜日・ 春・夏・冬休み 8:30~15:00 ※1日1400円
保育部コース(2号認定)・保育部未満児(3号認定) 月額
●その他の費用
3~5歳児保育部コース(2号認定)
給食主食費:
7,000円/月(主食費1,700円+副食費5,300円)
※登園では、給食の原材料を、できうる限り自然な素材を使用しています。
その他:
園服、園帽、スモック、運動着、ピアジェ教材、赤白帽、他一実費
バス送迎料:
月額4,000円(片道2,000円)
0~2歳児未満児コース(3号認定)
給食費:
無料(主食・副食費とも)
その他:
運動着、紅白帽、実費(2歳時のみ)
バス送迎料:
無料
●延長保育料
【延長保育料】 1回・100円/30分
【保育標準時間児】
18:30~19:00 (11時間を超えた30分)
【保育短時間児】
7:30~8:00
16:00~19:00
入園申し込みについて
各コースとも飯田市所定の申込書で直接園に申込ください。
幼稚部コース(1号認定)
園による申込の受理を経て入園・市から1号認定証を交付
※入園申込書の①②のみ記入の上、園へご提出ください。
保育部コース(2号認定)・保育部未満児コース(3号認定)
市の「必要性」認定を受けて入園・市から2号認定証・3号認定証を交付
※入園申込書の①②を記入し(③~⑤)のいずれかを記入の上、園へご提出ください。
◎飯田市以外に居住の方も同じ申込書をご使用ください。記入方法は上記と同様です。
◎優先入園制度:在園児・卒園児の弟妹である場合・保護者が卒園者である場合
(1号認定児に限ります)
※在園の3号認定2歳児は優先して1号・2号認定年少組へ進級します。
保育を必要とする事由
●保育部コース(2号認定)・保育部未満児コース(3号認定)に入園するためには、以下のいずれかに該当することが必要です。
① 就労(フルタイムのほか、パートタイム、夜間など基本的にすべての就労に対応、居宅内の労働(自営業、在宅勤務等を含む)
② 妊娠・出産
③ 保護者の疾病・障害
④ 同居又は長期入院等している親族の介護・看護・兄妹姉妹の小児疾患に伴う看護など、同居または長期入院・入所している親族の常時介護、看護
⑤ 災害復旧
⑥ 求職活動(起業準備を含む)
⑦ 就学(職業訓練校等での職業訓練含む)
⑧ 虐待やDVのおそれがあること。
⑨ 育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること。
⑩ その他、上記に類する状態として市町村が認める場合
利用負担の多子軽減
保育部コース・保育部未満児コース(3号認定)=兄弟姉妹同時在園の場合、第2子半額、第3子無料。